第50回建築家展

～建築家とつくる、かっこよく快適なすまい～

住宅は衣服や車のように簡単に買い替えができません。可能性を求め、徹底した打ち合わせを行うことが大切で、それによって充実した生活を営むことが出来る住空間が生まれます。ローコストでも狭くても、住み手と一緒になって議論し、自己のアイデンティティーを詰め込んでつくりあげていくものだと考えています。

「場所づくり」住まい手の暮らしが主役の場所づくりを目指します。「地域から地球へ」気候風土、街並み、コミュニティなど地域特性との調和を大切にします。地球環境に対しも責任ある設計を心がけます。「コミュニケーティブデザイン」お客様との対話が新たなニーズの発見や住まいへの愛着を育む設計プロセスを心がけます

光・景色・空気感といった・・・その計画地が持つ【魅力】を最大限生かす事、また、建て主様との【対話】を大切に一つ一つデザインしています。間接照明やインテリアの提案までトータル提案しています。心地よく、ワクワクできる・・・そんな空間を意識して設計しています。

毎日の生活を心地よく暮らしたい。誰もが想うそんな当たり前の感覚を大切にしたいと思っています。心地よい衣服を身に纏うような感覚、依頼者にとって生きた「環境」をデザインすること。シンプルですが、いつもそこが原点だと思っています。

時を重ねるごとに風化するのではなく、価値や愛着が増していく心地よさこそが、私たちの目指すすまいです。

住宅は映画を作るのと似ていると思います。原作は施主様が持ってきます、それを元に一緒に脚本をつくり、時間をかけて一本の映画(一件の家)を作ります。いい映画は人々の記憶に残ります。住宅に家族の思い出(記憶)に残るような、その家でしか体験できない自然の移ろいや、印象的な空間が作れたらと考えています。

人生を豊かに彩る空間づくりを目標としています。 ほのかな朝日と小鳥のさえずりで目覚めたとき 心地よい風が頬を撫でたとき ただいま。と家族が帰ってきたとき みんなが集いあたたかい夕食を食べるとき 一日一日のふとした瞬間にある幸せを思い描き 永く愛される建築をつくります。

空間づくりは語らいから始まります。 住まい手と物事の考え方や価値観、そしてライフビジョンを共有することでいい空間が創造できると考えます。 どんな家がいいかではなく「どんな暮らしをしたいか」を考えることで空間が生まれるのです。

「ちゃんと考え、きちんとつくる」をキャッチフレーズに、固定概念にとらわれない将来を見据えた本質的な価値を考え、敷地の特性やニーズをお客様と共に考えながら家づくりを行い、身の丈に合った楽しい暮らしを現実的にする、お客様目線の家づくりを目指しています。

もっと、ずっと、ケンチクを楽しもう。 好きなモノを身に着けるとウキウキするように、憧れのモノに乗るとワクワクするように、お気に入りの場所で過ごす時間は日々を充実させてくれます。 自然や仲間、家族とのつながりを大切に、居心地のいい空間で豊かな人生を楽しむ。 そんなケンチクを追求しています。